しびれや麻痺・感覚障害は、体のゆがみが原因になっているのでは、と考える人もおられると思います。
しかしこの画像のようなゆがみは、しびれや麻痺などの原因にはなりません。
その明確な理由を説明いたします。
1、ゆがみが強くても症状がでていない人がいる
体がゆがむ病気として、医学的に側弯症という病気があります。
ではこの側弯症がある人は、全員がしびれや麻痺を発症してますでしょうか?
実際の所はほとんどの人が無症状です。
元々人間の身体は左右対称ではありません。
大なり小なり、ゆがみはあるのが普通の状態です。
ゆがみが原因というのであれば、ゆがみがあり続ける限り、しびれや麻痺の症状に悩まされ続けなくてはなりません。
2、しびれや麻痺は血流が途絶えることで現れる
しびれや麻痺は、神経に血流が途絶えることで現れる症状です。
皆さんも正座をして、足がしびれ、筋肉が麻痺して動けなくなった経験があるかと思います。
正座してしびれる場合は、短時間なので、すぐに回復しますが、この血流が途絶える状態が慢性的になってしまうことがあります。
それは体の冷えです。
冷えとは血流が悪くなっている状態ですが、その状態が長く続くと、神経をはじめとした細胞に血流・栄養が届かず、しびれや麻痺の症状が現れるのです。
ものすごく寒い所にいると、手足がしびれたり、感覚が麻痺して鈍くなったり、筋肉がけいれんしてふるえたりするのがその例です。
この冷えがしびれや麻痺の根本原因になります。
当院では、冷えの種類を特定し、ダメージを受けた神経に、たくさんの血流を届ける施術を行います。
東西医学の知識を駆使した検査で冷えを特定
東洋医学と西洋医学の検査を駆使し、両医学の知識を統合して分析し、3つの体の冷えパターンを特定します。
①下半身冷えタイプ
下半身が冷えているタイプです。
手は温かいが、足は冷えている状態です。
相対的に上半身は熱を持ち、のぼせやすい体質です。
②手足冷えタイプ
手足共に冷えているタイプです。
代謝が低く、低体温、低血圧(血圧の上が100以下になる時がある)、貧血傾向の体質です。
③まばらタイプ
手足の左右片側だけが冷たかったり、火照ったりするタイプです。
ほてりがある場合、ふとんから足をだしたり、靴下を脱いだ方が気持ちいい体質です。
麻痺の場合に多く見られるタイプです。
血流を良くすることに焦点を絞った施術で冷えを取り除く
自律神経のツボや、血流が滞っている部分にアプローチし、全身の血流が均一になり隅々にまで行き渡るようにして、冷えを取り除きます。
この状態にすることで体温が上昇し、免疫力が向上しますので、ダメージを受けた神経の回復力が正常な状態に戻ります。
しびれや麻痺を引き起こしている神経の修復・再生を促す専門施術
ダメージを受けしびれや麻痺を引き起こしてしまっている神経に、直接アプローチして部分的に血流を促し栄養を送り、神経の修復・再生を最大限に高めます。
ダメージの受け方によって、直接熱を加えたり、血管を拡張させ、血流を倍増させたりします。
このようにして体の冷えを特定し、冷えを取り除いた上で、ダメージを受けた神経に集中して血流を送ることで、しびれ・麻痺を改善に導きます。