長時間の車の運転が原因となる慢性腰痛

62歳 男性 橿原市在住 トラック運転手
症状 腰のだる重さ、立ち上がる時に腰が伸びない

 

来院までの経緯
職業ドライバーとして、30年以上車の運転を仕事で続けている。

30代や40代ではあまり腰痛を感じなかったが、50を過ぎてからは度々ギックリ腰や足のダルさを感じることが増えてきた。
痛みが出るたびに近所の整形外科に行き、シップや腰のけん引をしたり、もみほぐしのマッサージ屋に行っていた。

整形外科では「変形性腰椎症」と言われている。
慢性的に腰のだる重さはあるが、2か月前から立ち上がる時に腰が伸びにくくなり、だる重さが痛みに変わってきた。

マッサージや整形外科でも、その時少し楽になるだけで、またすぐに戻るので、どこかいいところはないかと探していると、当院のホームページが目に止まり、来院に至る。

 

初回来院時の状態
鍼灸治療は今まで受けたことがない。

怖さもあるが、少しでも楽になるならという思いである。

カウンセリング・検査を行ったところ、次の状態を確認する。

 

来院時の悩み

①腰が痛く長時間車を運転すると、次の日がしんどくなる。

②いつもより痛みが長く続いているので、このまま悪くなっていくのではと不安。

 

体の状態の見極め

①腰部の筋緊張は左右同じ程度に強く緊張している。

腰の骨と骨盤の骨(仙骨)の境目が特に緊張強い。
②足の緊張はあまり見られないが、左背中の筋緊張も強い。

③体の全体的なゆがみはそれほどでもないが、背中と腰の骨、骨盤周囲に集中して負担がかかっている。

④体質的には筋肉質で内臓も強い。

ただし運動不足が原因で足先の冷え有り。
全体的に若干の交感神経の興奮が見られる。

これらを統合すると、運動不足による血流の悪さと自律神経の興奮体質、背骨~骨盤のゆがみ、筋肉の緊張が痛みを引き起こしていると考えられる。

 

施術経過

1回目

比較的刺激には強い体質だが、鍼灸治療が初めてであり自律神経の興奮も見られるので、極めて弱刺激で調整を行う。

術後は思ってたより鍼灸治療が痛くなかったので安心される。
背中~腰の表面の緊張を緩ませながら、自律神経の興奮を抑えていく調整を行う。

週に2回のペースで来院指導を行う。

 

2回目~7回目

回を追うごとに、背中~腰の表面の筋緊張は緩んでいき、自律神経の興奮もおさまってくるが、深部の筋緊張と局所的なゆがみは、ずっと残っている。

足の冷えや立ち上がる時の腰の痛みは漸次軽減減する。

 

8回目~11回目

週1回ペースで通院。

8回目時点より深部筋緊張と局所的なゆがみに対してのアプローチ。

お灸とオステオパシー整体にて段階的に施術を行う。
その間痛みの状態は変わらず。

 

12回目~

12回目時点で立ち上がる時の腰の痛みは消失。

だる重さは前よりはマシになったとのこと。
どうしても仕事で腰に負担がかかるので、メンテナンス的な施術に切り替えて、2~3週間に1回毎の施術を継続して行っていく。
現在はだる重さはあるものの、次の日に腰の疲れが残ることもなくなったとのことである。

 

考察

職業的な体への負担は、ある意味どうしようもない時もある。
職業上でかかる負担をいかにして取り除くか、回復力を高めるためにどのようにアプローチしていくかが大事である。
元々は内臓も強く筋肉質なので体温も高い体質だが、運動不足と、運転での座り姿勢が骨盤や背中~腰に局所的に負担がかかった一例であった。
こういった場合、休みの日などは散歩などして、歩いてもらうのが一番良い養生である。

特に年齢とともに、今まで使っていなかった足腰の筋肉は弱っていく傾向があるので、普段体を使わないなら、意識して運動を入れると予防にもつながるのでよい。

三つ柱治療院

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(最終受付18:30)

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